「アロ ア」
−−−中編−−−

そして、仁絵ちゃん達は悲しみながらノートパソコンを開いた。

メディア 「ウニャ・・・???」

メディア 「あなた達は誰ですか???お・・お父さんは???」

仁絵ちゃん 「・・・メシアさん。」

メディア 「メシアじゃないよ。」

メディア 「僕は、アルファベットでM、E、D、H、I、A。メディア。」

仁絵ちゃん 「メディア?」

メディア 「あぅー!!メディアだよ。」

メディア 「お父さんはどこ???」

仁絵ちゃん 「あのね・・・。お父さんは・・・」

絵理子ちゃん 「仁絵ちゃん!!」

寛子ちゃん 「言わない方がいいよ・・・。」(ボソ)

多香子ちゃん 「私もその方がいいと思う。」

仁絵ちゃん 「・・・。」

メディア 「???」

仁絵ちゃん 「・・・お父さんはね、お仕事で海外に行っちゃったの。」

仁絵ちゃん 「それで、私達があなたの面倒をみることになったのよ。よろしくね!!」

メディア 「ふ〜ん・・・。そうなんだ。」

メディア 「こちらこそ、よろしくですーーー!!」

仁絵ちゃん 「・・・・うぅぅ・・」(涙)

その頃、平社長の豪邸では・・・。

平社長 「バカやろうっ!!」

謎の男1 「す、すみません・・・。」

謎の男2 「SPEEDに似た変な4人組の女の子が、邪魔をして・・・。」

平社長 「いいわけなんか聞きたくねぇ!!お前らはもう用無しだっ!!」

謎の男3 「そ、そんな!!」

謎の男1 「お許しください平社長様!!」

平社長 「フフフ、死ね・・・。」

【バンバンバン!!】

謎の男達 「ぐぁーーーっ!!」

平社長 「おい、こいつらをかたずけろ。」

召し使い 「はいっ!!」

平社長 「・・・。ちくしょう!!」

平社長 「何としてでも、手に入れてやるぞ・・・。クックック」

子分 「平社長様!!」

平社長 「ん、何だ!!」

子分 「その4人組のうち3人を人質にして、プログラムを持っている1人をおびき出すのはどうでしょう?」

平社長 「お〜〜〜。良い作戦だ!!」

平社長 「よし!!おまえに任せたぞ!!」

子分 「はっ!!承知いたしました。」

それからある日、塾帰りの寛子ちゃんは・・・。

寛子ちゃん 「あ〜もう!!塾で居残り勉強させられるのって最低!!」

寛子ちゃん 「おかげでこんなに帰りが遅くなったじゃないっ!!」

寛子ちゃん 「早く帰ってインターネットしよ。」

子分 「おい。」

寛子ちゃん 「えっ!?」

子分 「ちょっと来てもらおうか。」

寛子ちゃん 「は!!嫌っ、ちょっ・・・ちょっとやめてよー!!」

子分 「いいからこっちに来るんだよ!!」

寛子ちゃん 「キャーーー!!誰か助け・・・て・・。」

そして絵理子ちゃんの自宅では・・・。

絵理子の母 「絵理子〜!!多香子ちゃんから電話だよーーー。」

絵理子ちゃん 「は〜〜〜い!!」

絵理子ちゃん 「もしもし。多香ちゃん?」

多香子ちゃん 「・・・うん。」

絵理子ちゃん 「どうしたの?元気ないね。」

多香子ちゃん 「・・・あのね、今ちょっと会える???」

絵理子ちゃん 「え!?うん別にいいよ。でもどうして?」

多香子ちゃん 「ごめん!!何も聞かないで。私、いつもの公園で待ってるから。」

絵理子ちゃん 「う、うん。わかった。じゃあ今から公園に行くね!!」

多香子ちゃん 「本当にごめんね・・・。それじゃあ。」

絵理子ちゃん 「うん。じゃあね。」

【カチャ】

絵理子ちゃん 「ふぅ・・・。なんだろう???」

絵理子ちゃん 「とりあえず行ってみよ!!」

10分後、公園に絵理子ちゃんが到着しました。

絵理子ちゃん 「多香ちゃ〜〜〜ん!!どこにいるの〜〜〜???」

子分 「おい。」

絵理子ちゃん 「ん!?」

子分 「ちょっと来てもらおうか。」

絵理子ちゃん 「ギヤーーーッ!!何よあんた!!ちょっとこっち来ないでよっ!!」

絵理子ちゃん 「痛っ、離してよエッチ変態スケベ!!」

子分 「・・・」

絵理子ちゃん 「どこに連れて行く気よ!!変人!!」(ジタバタ)

絵理子ちゃん 「あんた誘拐なんかしていいと思ってるの!!バカバカバカ!!」(ジタバタジタバタ)

子分 「・・・」

絵理子ちゃん 「自分で恥ずかしいと思わないわけ???こんな事して!!」

絵理子ちゃん 「きっとお母さんが悲しむよ!!あんたにだって家族はいるんでしょ?」

子分 「・・・」

絵理子ちゃん 「だったら早く下ろしてよ!!今なら警察にも連絡しないから。ね!!」

絵理子ちゃん 「お願いだから助けてよーーー!!」

子分 「うるせいな、そこまで言わなくったっていいじゃん!!それより着いたぞ!!」

絵理子ちゃん 「なによ!!人でなしのろくでなし!!」

多香子寛子 「絵理ちゃーーーんっ!!」

絵理子ちゃん 「えっ!?多香ちゃん!!それに寛ちゃんまで。」

多香子ちゃん 「ごめんね・・・。私、絵理ちゃんをだましたの。」

多香子ちゃん 「この人達に捕まって、脅されて・・・。」

絵理子ちゃん 「ううん!!いいよ。多香ちゃんは悪くないよ!!」

多香子ちゃん 「あ・・ありがとう・・・。」(グスグス)

寛子ちゃん 「私と多香ちゃんと絵理ちゃんが捕まっちゃったね・・・。」

多香子ちゃん 「あとは仁絵ちゃんだけか・・・。」

絵理子ちゃん 「大丈夫かな・・・仁絵ちゃん。」

平社長 「フフフ・・・。」

絵理子ちゃん 「キャッ!!いきなりドアップで出てこないでよ!!」

寛子ちゃん 「ビックリしたじゃない。あんた誰よ!!」

多香子ちゃん 「なんか、ここの親分って感じ!!」

平社長 「ああそうだよ。心配しなくてもあと1人の方も、ノートパソコンを持ってここに来るさ。」

寛子ちゃん 「じゃあ、メシアさんのお父さんを殺したのも、あんたのせいなのね!!」

多香子ちゃん 「ひどすぎっるよ・・・。」

絵理子ちゃん 「あんたなんか、地獄に落ちちゃえ!!」

平社長 「グハハハハ!!楽しいな君たち。」

その頃、仁絵ちゃんは・・・。

仁絵ちゃん 「ねえメディア。ちょっと聞いていい?」

メディア 「あぅ!!なんですか?」

仁絵ちゃん 「私の事を覚えてる?」

仁絵ちゃん 「私の名前や、私との思い出とか・・・。」

メディア 「う〜ん、わかんない。」

仁絵ちゃん 「私は、新垣 仁絵だよ。覚えてないの・・・?」

メディア 「仁絵・・・。新垣 仁絵。ウニャ〜、知らないよ。」

仁絵ちゃん 「そっか・・・。じゃあ、私と遊んだ事とか覚えてないよね・・・。」

メディア 「?????」

メディア 「メディアはお父さんとしか遊んだ記憶がないよ。」

仁絵ちゃん 「お父さんだけ???」

メディア 「うん・・・。・・でも・・・」

仁絵ちゃん 「でも?なに?」

メディア 「ずっと昔に、メディアの大切な人がいたような・・・。」

仁絵ちゃん 「大切な人?」

メディア 「うん・・・。」

仁絵ちゃん 「その人は、女性の人???」

メディア 「そうだよ。でもそれ以上は何も記憶にない・・・。」

メディア 「ただ・・・」

仁絵ちゃん 「ただ・・・なに???」

メディア 「海があって、桜の木があって・・・。そこでその人と・・・。」

仁絵ちゃん 「その人と・・・なに?」

メディア 「・・その人と・・・」

子分 「おい。」

仁絵ちゃん 「キャッ!!誰あなた!!」

子分 「平社長の使いさ。そのノートパソコンを俺に譲ってくれないか?」

仁絵ちゃん 「だめよ!!あなた達にメシアさんはわたさないっ!!」

メディア 「?????」

子分 「フフ・・・。そう言うと思っていたよ。」

仁絵ちゃん 「じゃあ何よ!!ここで私を殺す気!?」

子分 「いえいえ。俺は人殺しなんかしたくない。」

子分 「君の友達にも、いろいろと教わったからね・・・。」

仁絵ちゃん 「ちょっ!!私の友達って、もしかして!!」

子分 「あぁぁ。君といつも一緒にいる3人の女の子さ。へへへ」

仁絵ちゃん 「そんな!!どうして関係のないに!!ひどいよ・・・あんまりだよ・・・。」(泣)

子分 「心配するな。3人とも預かっているだけだよ。」

子分 「君がそのノートパソコンを持って、俺と平社長の豪邸に来てくれればいい。」

子分 「そこでノートパソコンを譲ってくれたら、3人と一緒に君も帰してやるよ!!」

仁絵ちゃん 「卑怯よ!!」

子分 「さあ、どうする???クックック」

仁絵ちゃん 「・・・・・」

仁絵ちゃん 「わかったわ。行くわよ!!」

子分 「よしよし。いい子だ。」

仁絵ちゃん 「メディア、大丈夫だからね。私を信じて。」

メディア 「あぅ!!メディアは仁絵ちゃんを信じます〜!!」

子分 「今のうちにそいつとお別れのキスでもしておきな!!ハハハハハ!!」

仁絵ちゃん 「・・・・・」

メディア 「・・・・・」

後編へGO!!